頭蓋治療cranial
乳幼児の頭の矯正 ~症例17 5ヶ月 男の子 右斜頭症 卒業報告
2022年09月23日
・患者様(来院時) 4ヶ月 男の子
・出産時の問題 陣痛から出産まで約5日 吸引分娩
・症状 向き癖 首の傾き 頭の形
・治療期間 6ヶ月
・治療回数 12回
①当院の治療をどこでお知りになりましたか?
→インターネット
②治療を受ける前の頭の形状や身体の症状を教えて下さい
→左の向き癖
頭のゆがみ(左の方が平たい)
③現在の頭の形状や身体の状態はいかがですか?
→絶壁
④治療を受けた時に痛みや違和感はありましたか?
→泣いていることが多かった(成長するにつれ余計に…)
⑤これから治療を受けてみたい方へ、一言お願いします
→悩んでいるなら専門的な話も聞けて安心できる部分や自分でも勉強になるのでおすすめしたいです。
【治療経過】
《令和4年3月》
・左向き癖
・絶壁 歪み
・首の傾き
以上の3点の主訴で、丹羽郡大口町から来院されることになった4カ月の男の子。
検査結果
➀右後頭部の突出 左後頭部の平坦
②後頭蝶形骨間の圧迫
・上方から見ると、前後から圧迫される様な状態
・蝶形骨(黄色)と後頭骨(紫)の関節が圧迫されるイメージ。絶壁のパターンの一つ。
これらの検査結果を基に治療スタート。
・左後頭部が平坦な状態
《令和4年8月》
左後頭部は丸みを帯びてくるが、全体に絶壁の様な形状
【今回の症例経過にいて】
今回の症例は、絶壁と向く癖の非常に多いパターン。
成長につれて全体のいびつさは改善するが、絶壁に関してはご両親の希望通りの形状にならなかった。
自宅で出来るお子様のケア、抱っこの仕方や抱っこする側の無理しない使い方、乳児の頭蓋メカニズムなど様々な情報を伝えて実践してもらう。
短頭タイプや長頭タイプがあるように完全な「丸い」形状は難しいが、今回の症状はあまり後方に伸びなかった。
ただまだ1才になってもいない為、今後歩行など立位での行動が増えると後方に伸びていく可能性はある。
ご両親にその旨伝えて終了とした。
最後にメール頂きましたが、今出来る事をやれるだけすることも必要と感じた症例でした。