症例報告casestudy
骨盤矯正の効果〜逆子の治療 ケース2〜 幸田町
2019年11月17日
先週に引き続き、逆子の矯正で改善した報告です。
逆子の矯正受けた患者様からメールが来ました。
30代女性 3人目を妊娠中
先日逆子矯正でお世話になりました〇〇です。
ご連絡遅くなりましたが、今週2回エコー検査があり、2回とも正常な位置に戻ったままでほぼ9割がたこのままも出産まで戻らないと産婦人科の先生から説明をしていました!私の感覚としては施術1日目で頭の位置が下がっている様な感じがして2日目には反転して背中の位置が左から右に移ったと気づきました!
ありがとうございました。
この患者様の治療は二回で終了、もうすぐ出産予定です。
当院での逆子の治療で8割程成功と結果が出ています。
逆子の治療は主に「骨盤矯正」と「反射治療」の2点。
そこで今回は骨盤矯正の効果、考え方をシェアします。
子宮は骨盤の小骨盤と言われる箇所あります。子宮を支えている構造は靭帯や筋膜で、骨盤から繋がっています。
上から見た(水平面)子宮周囲の組織
前から見た(冠状面)子宮周囲の組織
この組織は日常生活で負担が掛かる使い方をする事で、骨盤にストレスが掛かりいわゆる「骨盤のゆがみ」と言われます。最近では病院でもお医者さんが言うみたいで、骨盤のゆがみは一般的に知られる様になりました。
なぜ骨盤に負担が掛かるのか?
例えば
・座り方、脚を組む癖
・立ち方、片方に寄せた立ち方
・筋力低下による支持能力の不安定性
・仕事で身体を捻って作業する
・腰を曲げて動作をする
・便秘や生理痛など腹部のストレス
・食生活から胃腸の負担→骨盤にストレス
など様々な原因と考えられます。
骨盤は寛骨と仙骨、尾骨から構成される為それぞれの適切な位置関係が大切です。
ただこの位置関係を把握する事が、骨盤矯正のポイント。骨盤の負担の掛かり方は様々なパターンがあります。
例えば寛骨の回旋パターン
①前後に回旋
②水平面に回旋
③左右(冠状面)に回旋
主に①の前後に回旋パターンがあり、②と③が組み合わさるケースが多くあります。
このパターンを徒手検査→骨盤矯正→骨盤を支える靭帯のストレスを軽減→子宮の負担を減らす。
結果的に胎児のストレスを軽減させて、本来の正常なポジションに戻る、と考えられています。
逆子矯正のポイントはもう一つ、「反射治療」の方法があります。来週は反射について報告します。