身体の知識knowledge
筋力を強くするコツ①→歩く事は筋力アップに関係無し。最大の力を出す事がコツ
2019年12月15日
筋力を強くするコツ①→歩く事は筋力アップに関係無し。最大の力を出す事がコツ
先日から導入した10キロのスクワットバー。
腰痛・脚の筋力低下・高齢者の患者様などトレーニングが必要な人に対してやってもらい、皆さん頑張ってます?
動画はこちら↓
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当院で運営中のリハビリデイサービスでも早速活躍、半数位の方がやっています。
デイサービス利用される方は80代前後、高齢の方でも負荷の高い運動をやらないと日々僅かながら筋力低下となります。
「近所の散歩を毎日しています、でも膝が痛いのは変わりません。」
毎日歩く→筋力アップ→痛みの改善
このような改善するケース、あまり多くありません。
実は毎日続けていても変わらないのは、身体の仕組みが関係しています。
人間の身体、成長のピークは20歳位。その後は低下していきます。筋力に至っては年間1%ほど低下、つまり60歳の方であれば約40%低下します。これは日常生活レベルの動き、歩行や家事などしていても筋力は下がります。
つまり散歩や家事をしていても、筋力アップには全く関係ない為、実は筋力低下につながる可能性があります。
・何故毎日歩いているのに膝が痛いか?
・休日に身体を動かしている、けど腰が痛い。
・風呂掃除をすると背中がつる
このように訴える方は周りに多くみえませんか?この例などは、実は筋力低下による可能性があります。
その為には「筋力を最大限に使う」事で身体を強くする必要があります。
当院では強度の負荷を掛けたトレーニングを推進しています。
強負荷→数回(10回程)を週に一度
ちなみに強度の負荷はどれくらいか?
基本的に定義はないですが、数回出来るくらいのトレーニングが理想と考えられます。