骨盤は動く?姿勢や動きによって骨盤の位置は変化します。
前回「骨盤の内旋」が原因で、腰を痛める事を伝えました。
骨盤の関節は「仙腸関節」といい、仙骨と腸骨を結ぶ関節です。
この仙腸関節は、体の動きによって僅かですが様々な方向に動きます。
脚の動きによって骨盤の位置は変わります。
仙腸関節の動きのパターンです。この動きは仙骨の後傾。
この動きは仙骨の前傾。
ただ、この動きだと水平の動きは無いが、実際には骨盤の水平運動がある為こんなイメージ。
脚を前に出す以外に、股関節を曲げる=しゃがむ、座る姿勢は骨盤が内旋する。
前回のギックリ腰症例パターンはほとんど同じ
①姿勢を丸くする
②力を入れる
③身体を同じ方向に傾ける
これらの動作から、骨盤を支える靭帯や筋肉に負担が掛かり、痛めた可能性が考えられます。
対策はあるのか?いくつかあります。
①正しい姿勢を意識する
②長時間同じ姿勢をしない
③腰の負担を少ない使い方をする
次回は正しい姿勢について報告します。
腰痛 症例2 〜ぎっくり腰は骨盤の位置が原因?〜 40代男性 幸田町
先週から数名連続して、ぎっくり腰で来院された男性陣。なぜか全員40代??
今回の症例、全員同じパターンの状態でした。それは骨盤の内旋変位。
骨盤の内旋?そもそも内旋とは体の内側に回旋する方向の意味。
しかし、骨盤は筋肉や靭帯でしっかりと支えられています。
骨盤周りの筋肉
・お尻や脚に繋がる筋肉
・背中に繋がる筋肉
・腕に繋がる筋肉
骨盤周りの靭帯
・骨盤同士を支える靭帯
・骨盤と腰椎を支える靭帯
しかも靭帯は厚くなっており、メスを入れるのも困難であるので西洋医学では「骨盤が動く事は無い」との認識です。
だけど…骨盤矯正の治療をすると改善するのも事実。
これは骨盤矯正の治療をする事で、靭帯や筋肉の負担(緊張、弱化等)を軽減、その結果適切な関節の状態にする、との考え方。
今回、先週から来院された患者様達の治療方法は骨盤矯正+テーピングにて全員ほとんど改善が見られました。
骨盤の内旋変位は非常に多く、ぎっくり腰以外にも腰椎では骨盤の位置を確認する事は必須です。
産後の女性の骨盤周りの不安定性や、ぎっくり腰を頻繁に繰り返す、慢性腰痛、動き始めが気になる方は骨盤の位置関係が大事です。
自分の骨盤の位置が気になる、一度見てほしい方は連絡をして下さい。しっかりと骨盤の可動性、クセを検査します。
お腹に子供が乗って痛くなったケース 30代女性 幸田町
今回の症例は「お腹がずっと痛い」ケースの報告です。
30代女性 他の市からの来院
以前来院されていたのですが、久々の来院。今回は訴えはお腹の痛み。
内科に行くべきか悩んでいたけど、わざわざ来て頂いたので先ずは問診。
多分原因は、小さな子供がお腹の上で遊ぶ?暴れて?からの症状ではないかと。他にも食事後お腹がスッキリしないとの事。
徒手検査では腹部のチェック→左下腹部に緊張感があり。軽く押すと痛みを訴える。腹部を子供に蹴られて強い外力が加わった為、腹部の膜が硬くなって胃や腸を締め付けている可能性があります。
細かく触診での確認→胃の大弯に圧痛がある為胃の下部周囲にある組織(大網)の可能性があり、優しく優しくリリースをする。
随分緊張感が薄れて腹部が柔らくなってきた為、再度軽く押すと治療前より痛みは軽減。その日は終了、後日連絡を頂けるよう伝えました。
2日後に連絡があり、段々心配になってきた為、当院での治療後に病院に行って検査→問題は無し。腸にガスが溜まってたかな?と言われて終わり重篤な症状ではなかったので一安心。
腹部の調子は、病院で問題ないと言われた事もあるが、痛みはなくなったと報告を受けました。
経過はどうであれ、腹部の痛みや違和感が続いた症状が無くなり良かったです?
オステオパシーの考え方は、身体全身を診て治療をするスタイル。その中で内臓の治療も行います。様々なケースがありますが、改善するケースもあるため病院の検査では問題ないけど調子が良くない方は一度ご相談下さい。
テーピングの症例 1 膝の内側半月板をサポート 30代女性 幸田町
休日初日、朝一でテーピング☝️今回は膝のテーピングです。
バレーボールは、膝に負担がかかりやすく無理な姿勢をして痛めるケースが非常に多いです。
内側をガッチリ固定
スパイラルにて終了。
動画はコチラ↓
膝の曲がり?は完全には曲がらないけど、レシーブへ出来る様になりました。
西蓮堂整骨院では解剖学、生理学、運動学、栄養学など身体の構造やつながりを考えた治療を提供させて頂いています。辛い痛みで悩まれている方は一度ご相談下さい。
お盆休みのお知らせ
お盆休みは12日(月)から14日(水)です。
15日(木)から通常診療となります。