症例報告casestudy
膝を曲げると痛い…原因は○○だ‼~NO2~
2017年09月06日
膝を曲げると痛い…今回の症例です。
30代男性 サッカーで左膝が踏ん張ることができない。
以下の症状がありました。
①軸足の為、強く蹴る事が出来ない。
②深く曲げると膝に痛みが出るため、あまり曲げる事が出来ない。
③膝関節はよく曲がる、関節の可動域には問題ない。
比較的、膝が曲がって痛みが出るケースは、他の箇所から負担になるケースが多い。
徒手検査をして、真っ先に見つけた箇所は「腸腰筋」の筋緊張感。
筋肉の緩みをつけるように、調整したらすぐその場で痛みは激減する。
実際にプレーをして(試合前だったので)もらっても特に問題無し。
この男性は、数か月悩んでいたみたいだったので、非常に喜んでいた。
今回のケースでの考えられることは、「インナーマッスル付近の過緊張性による膝の痛み」。
膝関節を含めて、関節は動きの中では連動する。股関節の緊張感が強いと膝に負担が来る可能性はあり。
特に腸腰筋が緊張すると、腰部の後ろに反らす動きは制限されてしまう。
腸腰筋は一度固くなってしまうと、なかなか柔らかくはならない。
結果、長期にわたる痛みとなる。
インナーマッスルは、大事なポイントとして「使うときは硬く、使わないときは柔らかく」が大事だ。
この筋肉は特に姿勢不良からくるケース多し。姿勢はやっぱり大事ですね…。