症例報告casestudy
骨盤は動く?姿勢や動きによって骨盤の位置は変化します。
2019年09月08日
前回「骨盤の内旋」が原因で、腰を痛める事を伝えました。
骨盤の関節は「仙腸関節」といい、仙骨と腸骨を結ぶ関節です。
この仙腸関節は、体の動きによって僅かですが様々な方向に動きます。
脚の動きによって骨盤の位置は変わります。
仙腸関節の動きのパターンです。この動きは仙骨の後傾。
この動きは仙骨の前傾。
ただ、この動きだと水平の動きは無いが、実際には骨盤の水平運動がある為こんなイメージ。
脚を前に出す以外に、股関節を曲げる=しゃがむ、座る姿勢は骨盤が内旋する。
前回のギックリ腰症例パターンはほとんど同じ
①姿勢を丸くする
②力を入れる
③身体を同じ方向に傾ける
これらの動作から、骨盤を支える靭帯や筋肉に負担が掛かり、痛めた可能性が考えられます。
対策はあるのか?いくつかあります。
①正しい姿勢を意識する
②長時間同じ姿勢をしない
③腰の負担を少ない使い方をする
次回は正しい姿勢について報告します。