症例報告casestudy
股関節の痛み 症例1 足の先から推測するケース 70代男性 幸田町
2019年09月29日
おはようございます、今回は股関節の症例報告。
股関節は難しいケースが多く、なかなか治りにくい。
奥様の紹介で来院された70代男性。2ヶ月前からずっと気になっていたとの事。
症状→左股関節痛
主訴
・犬の散歩が苦痛になる
・堤防での散歩は最初は良いが痛くて歩けなくなる
既往歴
糖尿病 腎臓摘出
検査を進めて身体全体を診ていくと、訴えの箇所である股関節は筋力、可動域共に問題無し。骨盤周囲、足首も検査するが股関節同様で特に問題無い。
患者様の訴えは
力をいれて踏ん張るとダメ
最初は良い、徐々に痛くなる
→触診等検査では左脚は問題ない。
じゃあ右脚は?動作時(歩行動作)には右脚も同時に動く為確認→
そこで発見!
左足には無いたこ?
触ると痛みMAX?
たこ、触ると痛い→負荷が掛かっている→負荷が掛かる=よく当たる=接触する
患者様に聞きました、右足に負担かかる動作してますか?
「堤防の端を歩いています。」ビンゴ!
堤防に限らず道の端は傾斜があるから、右側を歩いていると右に傾く為、いつも右側を歩いているんじゃないかと推測。
その通りでした。この患者様は右端を歩く事が多いと言われ?の散歩中、引っ張れて右に傾く事が多い。その時の踏ん張り方が右足の小指側に偏っていたんです。
つまり使い方の問題もあるので、堤防の中央もしくは左側も歩いて下さい、とアドバイス。
?の治療も併せて行い、後日来院された時には無事改善されて、現在では5〜6km散歩していると報告されました。
?は治療出来るのか?出来ます?
この治療法は来週報告します。