症例報告casestudy
生理痛は薬以外で改善出来る!③自律神経を介してアプローチ
2020年12月27日
③自律神経と生理痛について
「自律神経が悪いから体調が悪い…」
「自律神経の調子が…」
よく聞きますが、自律神経というワード聞いた事ありますか?
自律神経神経とは
→自分で調整出来ない神経
例えば…
心臓を急に早く動かせるか?
お腹を直ぐに減らせる事は出来るか?
…無理です?♂️
→自分で調整出来る神経は?
スマホを触る?
筋トレの為にトレーニングをする?
これは自分の意思で動かせる「運動神経」です。同じ「神経」でも役割が全然違います。
自律神経は交感神経と副交感神経の二つの神経からなります。
・交感神経は身体を緊張させる神経
・副交感神経は身体をリラックスさせる神経
では生理痛と関わる自律神経はどんな作用が働くのか?
交感神経は、ストレスなどで緊張状態が持続する事が血管収縮する=締め付けられる為、子宮に繋がる血流の持続的低下をもたらす可能性があります。
副交感神経はリラックスする効果が期待される為、血管の働きが緩和され血流量の増加が見られます。
つまり自律神経は血管に信号を伝えて、血流に影響を与える役割があるのです。
前回お伝えした、循環とも大きく関わっています。→https://seiren-do.com/casestudy/2020/12/20/生理痛は薬以外で治る%E3%80%80②循環障害に対してのア/
交感神経を出す箇所は腰椎(仙骨も一部あり)
副交感神経を出す箇所は仙骨
仙骨から神経が出ています
→仙骨に対してアプローチをすると、自律神経に変化を与える事は期待出来ます!
どんなアプローチか?
①仙骨周囲の皮膚を介して仙骨に信号を伝える「ティッシュプル」
これは仙骨周囲の皮膚を「摘む(つまむ)」テクニック。
仙骨の周りを時間をかけて摘む事で、仙骨から出る神経に興奮作用を与えて副交感神経優位の状態を働かせる効果が期待出来ます。
痛みを緩和=副交感神経優位の状態を作る事が大切です☝️