症例報告casestudy
産後の骨盤矯正〜40代女性 4人目の出産後のケア
2021年02月13日
患者様 40代女性
症状
・洗濯物を干す時(しゃがんで立ち上がる時)
・睡眠中に同じ姿勢が続くと痛い
治療期間 3ヶ月
治療回数 5回
4人目の出産で骨盤矯正を受けに初めて来られた患者様。
「骨盤が開いているか?」気にされる方は非常に多くみえます。
骨盤を中心に検査する事から開始します。
当院の治療の流れは
①徒手検査
・骨盤の動き
・筋力検査
・反射検査
・背骨(脊柱)の可動検査
②必要に応じた治療
・マニュピレーション(徒手治療)
・トレーニング
③自宅で出来るセルフエクササイズの指導
特に③のセルフエクササイズが非常に大切になります。自宅で何気無しにしている動作が骨盤に対して負担を掛ける可能性が高いからです。姿勢や身体の使い方を伝えて実践してもらいます。
今回の症例は
・長時間寝ていると痛みが出る。
・かがんで起き上がる際に痛みが出る。
検査した結果、骨盤の底面にある「骨盤底筋群」の筋力低下が見られる。
骨盤底筋群は、股を閉めるトレーニングにて筋力アップが期待出来ます。
ヨーロッパでは、産後のトレーニングとして有名なケーゲル体操を中心に治療をする。
出産=骨盤の捻挫と見られる為、安定性を高めるトレーニングは必須です。
5回目に来た際には日常生活で問題がない為、産後骨盤矯正の治療は終了。
今回も産後ママに対して負担の無い骨盤に仕上げる事が出来ました。