ケガの予防prevention
子供の腰痛も成長痛??股関節の柔軟性をチェック!
2021年05月23日
「子どもの腰痛ってありますか?」
時々親御さんから相談をうけます。
子供と大人は身体の作りが違いますが、決して珍しくありません。
以前ブログにUPした→https://seiren-do.com/casestudy/2020/10/11/3ヶ月以上続いた腰痛は、脚(あし)の緊張が原因/
今回は、子供で股関節の負担から腰痛になる仕組みを報告します。
◆腰痛を訴える箇所
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①腰仙部→腰椎と仙骨の間
②仙腸関節→骨盤の関節
③腰部全体→腰の覆っている筋膜
この辺りが多く痛みを訴える箇所です。
◆原因
①お尻の硬さからの腰痛→なぜお尻が硬いと腰痛になる?
お尻は骨盤から大腿骨に繋がる9つの筋肉あり。
お尻の筋肉は人間の身体で一番「丈夫」で「分厚い」筋肉の為、一番力も入ります。
例えば筋トレでベンチプレスを上げる際、100kgを上げようとすると大変です。
しかし脚を使ったトレーニング、レッグプレスは100kgでもほとんどの方が可能です。
なぜならお尻の筋力は、一番強力な箇所。
つまり筋力レベルは、お尻の筋力>腰の筋力
多くのスポーツにおいては、脚は1番使う箇所
脚を使う=股関節を使う為、自然と疲労が溜まり緊張する。
スポーツをする→疲労が溜まる→筋肉が徐々に硬くなる→お尻の筋力の方が強力な為、腰をお尻に引っ張る→腰痛になるケース多し!
この図式が当てはまり、多くの腰痛パターンで見られます。
※お尻が緊張すると牽引作用が働き(黄色→)腰を引っ張る形になる(赤枠)。
②普段の使い方 姿勢
特に多い、座っている姿勢が悪いケース。
※背骨が丸くなり(赤ライン)骨盤が後傾している(黄色→)
・お尻は常時伸ばされて伸張性の刺激が入るから痛みが出やすい
・背骨が丸くなり筋肉が伸ばされて、弱くなる
・骨盤が後傾している為、骨を土台に支える形が出来ておらずお尻の筋肉で支えているから疲れやすい。
◆対策
まずはストレッチ
→https://m.youtube.com/watch?v=J40CVl5bpF8&feature=youtu.be
座位の姿勢
この2つからまずはやってみましょう。