頭蓋治療cranial
乳幼児の頭の矯正 ~症例22 5ヶ月 男の子 右側の絶壁+頭全体のゆがみ 卒業報告
2022年10月19日
・患者様(来院時)5ヶ月 男の子
・出産時の問題 なし
・症状 頭全体の歪み 右片側絶壁
・治療期間 7ヶ月
・治療回数 10回
①当院の治療をどこでお知りになりましたか?
・インスタ
②治療を受ける前の頭の形状や身体の症状を教えて下さい
・頭のゆがみ
③現在の頭の形状や身体の状態はいかがですか?
・あまりゆがみが分からなくなった
④治療を受けた時に痛みや違和感はありましたか?
・初めのうちは、全然泣かず、おりこうでした。
⑤これから治療を受けてみたい方へ、一言お願いします
・気になっているなら、受けた方がいいです。
【治療経過】
《令和4年2月》
右側の絶壁+頭全体のゆがみが気になるとの主訴で、岡崎市から来院されることになった5ヶ月の男の子。
・左の緑矢印は左凸、右側の黄色矢印は平坦となっている。
・検査結果
➀右後頭部圧迫+左後頭部突出
・右側は圧迫されて左側が突出するよく見られるパターン
②右頭頂骨の可動制限
・冠状縫合の圧迫される力により正常な動きが制限される。
・通常は赤矢印の様に外側に開くような動きと、黒矢印のような閉じる動きが見られる。
しかし上記の様に縫合の圧迫される力により、動きが左右非対称になってしまうとそのまま成長してしまう。
つまり歪みのまま成長するケースが見られる。
以上の点を考慮に入れて、治療をスタートする。
《令和4年9月》
・当初と比較して右側の平坦な状態は残るが、後方も全体に伸びて絶壁のような状態は見られず、全体の形状は丸くなってくる。
・お母様が現段階での状態に納得された為、終了とする。
【今回の症例経過にいて】
今回の症例は、「右絶壁+頭全体の歪み」の2つ主訴を治療した症例。
片側の歪みが見られるケースは「平坦」と「突出」が合わさるケースは多い。
初回に診た際は頭全体の歪みが目立ったが、時間と共に形状は丸くなって本来の成長が見られた。
完全に平坦の状態が改善したわけではないが、左右で目立たなくなった為終了とする。