頭蓋治療cranial
乳幼児の頭の矯正 ~症例24 6ヵ月 男の子 左向き癖+左斜頭+股関節の硬さ 卒業報告
2022年11月11日
患者様(来院時)
・6ヶ月 男の子
出産時の問題
・切迫早産
症状
・股関節が硬い
・形状が左右差あり(左凹 右凸)
・夜中に何度か起きる
治療期間
・7ヶ月
治療回数
・13回
①当院の治療をどこでお知りになりましたか?
・インスタグラム
②治療を受ける前の頭の形状や身体の症状を教えて下さい
・左側後頭部のへこみ
・左右差あり
・左下向きでしか寝ない
③現在の頭の形状や身体の状態はいかがですか?
・へこみが目立たなくなる
・3カ月程度でどちら向きでも寝れるようになる
④治療を受けた時に痛みや違和感はありましたか?
・1歳近くなると少し嫌がるように
動画とおやつで頑張ってくれました
⑤これから治療を受けてみたい方へ、一言お願いします
・病院では気にしなくていい、枕やなるべく親が寝る方向を等
と言われていたが、なかなか良くならず…気になるのであれば、
早めに治療を受けた方がいいです!!
【治療経過】
《令和4年3月》
頭の左右差の歪みが気になる以外に、関節の硬さ、左向き癖等幾つかの問題を抱える症状で、名古屋市から来院されることになった6ヶ月の男の子。
・左後頭部の平坦な形状が分かる。
左向き癖からこのように変形してしまう乳児は非常に多い。
検査結果
➀左蝶鱗縫合、左前側頭泉門周囲の可動域制限
・左側頭部を中心とした後頭部からの圧迫により可動制限が見られる。
②右後頭部位の突出
・左後頭部が前方に押される為、相対的に右後頭部の突出が出来てしまう。
以上の点を考慮に入れて、治療をスタートする。
《令和4年10月》
・当初と比較して左凸の状態は平坦となり分かりにくくなる。
・ご両親が現段階での状態に納得されて、形状も改善が見られた為終了とする。
【今回の症例経過について】
左向き癖が改善する迄暫く期間は掛かったが、それに合わせて形状も変わってきた様子が見られた。
今回の症例では、頭部全体が硬く左後頭部が後方に伸びる様子がゆっくりであったが、7ヶ月経過時点で当初よりは丸くなってくれた。
ご自宅でも治療終了後にも継続して頭部を触ってくれると嬉しい報告を聞き、ご家族の協力も改善の手助けになる症例でした。