急性のケガinjury
足首の捻挫→「足の奥」が痛い!ケース
2019年11月30日
今回は「足首の捻挫後、痛みが引かないケース」の報告です。
高校生男子 陸上部
右にターンをした際左足首を痛めた。
足首の負傷するケースは外側の靭帯や筋肉を痛める事多い。
当初は、前距腓靭帯の圧痛が顕著にあり、テーピング固定と電気治療で対応。バランスボードや筋トレも併せて行う。
三週間経過、靭帯の痛みは無くなるも、走るとまだ痛みが出るとの訴え。痛みの箇所は「足の奥」。
痛めた動作を再確認、身体を捻った瞬間に痛めた動きである。
動画→
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足首の関節の可動域制限を検査してみると、僅かながら左右差がある関節を発見。
距骨下関節の足根洞
この関節は距骨と踵骨を結ぶ関節、足の招きや踏ん張りに関わる箇所。この箇所を支える靭帯が問題を起こしている可能性あり。
この日は距骨下関節の矯正して様子を見る。
3日後に来院、痛みは軽減。
さらに4日後に来院、痛みはほとんど無し。走っても問題無いとの報告を受ける。
痛みが減らないケースは必ず原因があります、今回は足首の奥にある関節が問題でした。