腰痛・ヘルニアwaist
階段が普通に登れない、腰からの症状
2020年03月29日
今回報告する症例は、長期間かかった、難易度が高い腰の症状です。
患者様
・40代 男性 会社員
症状
・脚が上がらない
・着替えが難しい
・動作がゆっくりになる
原因
・徐々にひどくなるが分からない
治療回数
・20回
治療期間
・8ヶ月
初診の状態は、階段を登る際右脚が痛くて上がらず、日常生活が困難になる程の症状でした。
以前、整形外科で腰の骨の問題を指摘されており、今回の症状は腰から出る神経が脚に対して正常に機能していない可能性があります。
この背骨付近の負担を減らす事で、正常な神経の働きを促す事が出来ます。
治療内容
・脊椎(腰椎、骨盤)に対しての治療
・股関節周囲の筋緊張を緩和する治療
主な治療はこの2つ、しかし期間は8ヶ月もかかりました。
通常の腰痛で有ればこんな期間はかかりません。ただ以下のケースはしばらくかかります。
・ヘルニア
・椎間板損傷
・腰椎滑り、分離症
・仙腸関節症
「本当に治るのか?」と治療期間が長くなってしまい、患者様から尋ねられた事もあります。
当院に来るまで期間が掛かった上、徐々に改善が見られた為、「少しずつ改善しているから、諦めずに治療を続けましょう」と伝えて治療を継続。
ついに今月来院された際に、階段を登る際の右脚の症状も大丈夫と言われて、今月無事卒業されました。
期間が長くなると、途中で辞めてしまう患者様もみえます。
それでも諦めずに通って頂き、無事症状が緩和されて良い結果に結びつきました。
此方の治療を信用して来て頂いた患者様に、感謝しています。