腰痛・ヘルニアwaist
レントゲンでは「骨」に問題はない、ぎっくり腰は何が原因か?
2020年04月05日
最近、ぎっくり腰で来院される患者様が増えてきました。
その中で、新規の患者様から一言。
「病院でレントゲンを撮ってもらったけど、骨には異常ないから痛み止めの薬と湿布もらいました。けど痛みが取れないから来ました」
このパターン、多いです。
そもそも、ぎっくり腰で骨自体に問題があるケース。
実は…ほとんど骨に問題ありません!!!
ぎっくり腰の原因は、筋肉や関節周囲にある靭帯の炎症です。
しかも、筋肉や靭帯はレントゲンにはほとんど映らないです。
つまり、ぎっくり腰でレントゲンを撮っても意味はほとんどありません。
(高齢の方で転倒や無理な運動される方は、骨折の可能性が僅かながらあります。)
ぎっくり腰は別名「急性腰痛」
特に、動作の変更時に強い痛みが出ます。
痛みが強い為、ポイントを絞った治療が必要です。
当院でのぎっくり腰の対応
1→痛みが出た動作を分析
2→どの箇所を痛めたか判別
筋肉?
靭帯?
関節?
骨?
椎間板?
どの箇所か検査にて判別します。
3→炎症が軽減する局所的な処置
4→痛みが軽減してきたら、身体全体を検査
5→日常生活が通常通り過ごせたら終了
ぎっくり腰、なった人しか分からない症状、結構痛いです…。
痛みが減っても、繰り返す方もいます。
根本的に治る検査、治療が必要となります。