身体の知識knowledge
自然と太る原因は何?③「噛む」ことの重要性→咀嚼運動
2020年11月08日
早食い=太る
この事は聞いたことありませんか?
早く食べると太る…
忙しい、時間の無いビジネスマンですね。
早く食べる事は、身体の負担を増加します。
➀早く食べると噛む回数が減る
②食物が細かく砕かれない為、胃腸の消化に負担が掛かる。
今回は、「噛む」ことについての報告です。
まず咀嚼回数が多いことでどんな状態になるか。
・咀嚼は様々な頭部に影響を与える。口に入れた瞬間に神経系、消化器系、内分泌系、熱発生系、心臓などに様々な反応が出る。この反応は頭部反応と呼ぶ。
・多く噛むことで唾液の質や量が変わり、胃腸の消化を通じて栄養の活用を調整する。
・インスリンやグルカゴンの放出は咀嚼メカニズムによって血糖値のコントロールをする。
・熱の発生は食事の頭部反応により増加する。
・咀嚼回数が多い乳幼児は、成長が促進されて医学的な合併症を起こすことは少ない。
(マフェトンのスポーツ代替医療から抜粋)
つまり、咀嚼回数が多くなるだけで消化に関わる機能の向上が考えられます。
また咀嚼回数が多い事で、大脳の「満腹中枢」に多く刺激が入る為、早くお腹が膨れる→多く食べずに済む、事が出来ます。
よく一口に30回以上噛むと良い、と言われていますがイメージは「小さな塊になる状態で飲み込む」状態です。
実際に噛む回数を増やして、体重が減ったことも聞きます。
忙しく時間が無くなってくる主婦やサラリーマンは是非時間をかけてゆっくり食べてみて下さい。体重が減るきっかけになるかもしれません。