身体の知識knowledge
コロナウイルス対策で出来る事① キニーネについて
2021年01月15日
まだまだ猛威を奮っている、コロナウイルス。新型ウイルスや変異型ウイルスなど、私達を不安にさせる情報が毎日の様に報道されています。
ワクチンが打てる状況になるには、もうすぐかもしれませんが、副作用の可能性もある為心配される方も多いでしょう。
まだ分からない事もありますが、実は食事や栄養素からの「予防」が期待出来る可能性もある事はご存知でしょうか?
様々な見解がある中で、幾つか紹介させて頂きます。
(コロナウイルスについてはまだ分かっていない事が多い為、一つの見解として捉えて下さい。)
フランス??のDr.Jean-Luc Ayounによる見解
・キニーネにはヒドロキシクロロキンという成分を含んでおり、ウイルスを除去する効果がある。(ヒドロキシクロロキンとは、コロナウイルス治療の薬)
キニーネとは、キナの樹皮(*アカキナノキと言う植物の樹皮)に含まれ、マラリア原虫に特異的に毒性を示すアルカロイド(アルカリに似た化合物、毒素が強い)で、キニーネを持ってマラリアに対する強壮剤、すなわち『トニック』と名付けられたと言われております。
そのキニーネを含んだドリンク=トニックウォーターは自宅で作る事も出来ます。(類似品)
トニックウォーターとは?
炭酸水に各種の香草類や柑橘類の果皮のエキス、及び糖分を加えて調製したドリンク。
レシピ
・2,3個のレモンやグレープフルーツの皮
・水(皮が被るくらいの量)
・砂糖か蜂蜜(適量)
・亜鉛類(牡蠣や肉類、卵、ごま、のり、納豆、ブロッコリー?)
作り方
①鍋に入った水と皮を、2時間程蓋をしてとろ火で煮込む。
②完全に冷めるまで取らずに蓋を閉めたまま。
③この水分は苦い為、蜂蜜か砂糖を入れても大丈夫?♂️
④2時間おきにスープスプーンで一杯摂る。
⑤亜鉛もプラスαで摂ると更に効果あり。亜鉛は細胞内でキニーネの働きを促進させる効果あり。
他にもこんな資料があります。ジントニックの歴史から面白い資料を見つけました。(以下CRAFTJIN.JPより抜粋)
→その昔、三大感染症に数えられる「マラリア」が各地で猛威を奮っていました。治療薬がなく為す術がない病気だったのですが、16~17世紀ごろ南米に渡ったヨーロッパ人が、ペルーの地で解熱剤として用いられていたキナの樹皮に、マラリアへの薬効があることを発見。これがヨーロッパに持ち込まれると抗マラリア薬として各地に広がり、人々はマラリアから救われるようになります。ただしこの薬は、“とても苦い”という欠点がありました。1820年に薬効成分のキニーネを、キナの樹皮から分離することに成功すると、1858年には初めてトニックウォーターとして市販され、飲みやすい健康飲料へと進化していきました。(「シュウェップス」のトニックが登場するのはこの少し後)。
一方で、それ以前にこの薬の苦味を克服していたのがイギリス人です。インドを植民地化していたイギリスの軍隊の間でもマラリアは脅威となっており、キニーネ水は重宝されていました。ジンの本場でもあるこの国の軍隊は、当時船にジンを積んでいました。そして彼らは苦いキニーネ水にジンと砂糖を加えると、美味しく、しかも楽しくなることを発見。これがジン・トニックの起源ともされており、ジンの国の軍人によって、ジンとトニックの組み合わせが始まったのです。
当時にも現代と同じような「為す術がない病気」が起こった際に、植物の様な自然の効力を期待した治療法があったみたいです。
市販でも売っているトニックウォーター、試すのもいいかもしれません。