骨盤矯正の効果〜逆子の治療 ケース2〜 幸田町
先週に引き続き、逆子の矯正で改善した報告です。
逆子の矯正受けた患者様からメールが来ました。
30代女性 3人目を妊娠中
先日逆子矯正でお世話になりました〇〇です。
ご連絡遅くなりましたが、今週2回エコー検査があり、2回とも正常な位置に戻ったままでほぼ9割がたこのままも出産まで戻らないと産婦人科の先生から説明をしていました!私の感覚としては施術1日目で頭の位置が下がっている様な感じがして2日目には反転して背中の位置が左から右に移ったと気づきました!
ありがとうございました。
この患者様の治療は二回で終了、もうすぐ出産予定です。
当院での逆子の治療で8割程成功と結果が出ています。
逆子の治療は主に「骨盤矯正」と「反射治療」の2点。
そこで今回は骨盤矯正の効果、考え方をシェアします。
子宮は骨盤の小骨盤と言われる箇所あります。子宮を支えている構造は靭帯や筋膜で、骨盤から繋がっています。
上から見た(水平面)子宮周囲の組織
前から見た(冠状面)子宮周囲の組織
この組織は日常生活で負担が掛かる使い方をする事で、骨盤にストレスが掛かりいわゆる「骨盤のゆがみ」と言われます。最近では病院でもお医者さんが言うみたいで、骨盤のゆがみは一般的に知られる様になりました。
なぜ骨盤に負担が掛かるのか?
例えば
・座り方、脚を組む癖
・立ち方、片方に寄せた立ち方
・筋力低下による支持能力の不安定性
・仕事で身体を捻って作業する
・腰を曲げて動作をする
・便秘や生理痛など腹部のストレス
・食生活から胃腸の負担→骨盤にストレス
など様々な原因と考えられます。
骨盤は寛骨と仙骨、尾骨から構成される為それぞれの適切な位置関係が大切です。
ただこの位置関係を把握する事が、骨盤矯正のポイント。骨盤の負担の掛かり方は様々なパターンがあります。
例えば寛骨の回旋パターン
①前後に回旋
②水平面に回旋
③左右(冠状面)に回旋
主に①の前後に回旋パターンがあり、②と③が組み合わさるケースが多くあります。
このパターンを徒手検査→骨盤矯正→骨盤を支える靭帯のストレスを軽減→子宮の負担を減らす。
結果的に胎児のストレスを軽減させて、本来の正常なポジションに戻る、と考えられています。
逆子矯正のポイントはもう一つ、「反射治療」の方法があります。来週は反射について報告します。
臨時休診のお知らせ
11月18日は臨時休診となります。宜しくお願い致します。
骨盤矯正の効果〜逆子の治療 ケース1 幸田町
今回は骨盤矯正で逆子の改善された症例報告です。
逆子の治療?逆子も実は骨盤矯正で変わる可能性があり、尚且つ安全です。
20代の女性30週で逆子
逆子がなかなか改善せず、知人を辿って名古屋から来院されました。
治療方法は骨盤矯正➕腹部の反射点を刺激するのみ。
徒手検査→治療で時間は僅か15分程
その場は終わり、掛かりつけの婦人科で確認→逆子の改善見られました。
その後特に問題なく、元気な女の子を自然分娩にて無事出産出来ました??
逆子の原因は、骨盤の位置関係が問題となり、子宮に負担をかけてしまう事とも考えられています。
①日常生活での身体の使い方
②筋力低下による骨盤を支える構造に負担
③ホルモンバランスによるもの
以上の事を含めて様々な原因も考えられますが、骨盤矯正で改善する事も期待出来ます。
もし逆子で悩んでいる方は、一度ご相談下さい!
ケガの処置→安静よりも適切に使って治す
今回はケガの処置第3弾。
ケガをした後には「早期に適度な負荷」を掛ける必要があります。
最近では、急性損傷の早期管理として必要以上の固定、安静は悪影響を及ぼすことが分かってきており、RICE処置のR(Rest=安静)を、Optimal Loading(最適な負荷)に置き換えたPOLICEという概念が広まりつつあります。
適度な負荷→細胞の活性化→回復が早くなる、考え方です。
以前お伝えしたサテライト細胞は、筋肉の回復する役割があり、筋肉に負担が掛かることで細胞が活性化される為、負荷を掛けた方が回復は早くなります。
では適度な負荷はどれくらいか?
痛みが出ない範囲・状態で、ケガをした箇所に負担を掛けるイメージです。
例えば足首を捻挫では
2〜3日は炎症が発生→腫れ、痛みが出ます。この期間は基本的には安静にする。
3日目以降を目安に、少し症状が緩和してきたら負荷を掛けるリハビリを開始します。
足が痛くない範囲で
①動かす
②荷重を掛ける
③足首周囲のトレーニング
更に「物理療法」といった、機械を使った治療や、テーピングで関節を固定する治療も併せて行います。
今までのまとめ☝️
ケガをした処置
①すぐにケガをした箇所に圧迫をする
②痛み、腫れが強ければ短時間のアイシング+寝た状態では脚を上げて休む
③整骨院や病院で検査→判断を仰ぐ
④早期に適度なリハビリを開始
このパターンを覚えておいて下さい?♂️
ケガの処置→圧迫はケガをした時に1番大事な処置!!
前回に引き続き、ケガをした際に応急処置として必要な「圧迫」についての報告です。
圧迫→Compression、実は非常に大事な処置です。
ケガをして損傷した組織は、内出血がおこり血液や組織液などが溜まり、腫れてきます。そこで圧迫をする事で腫れを防ぐ事が出来ます。
圧迫の方法は、当院ではパットを使ってテーピングか包帯で固定をします。
ケガをした→腫れてくる前に圧迫をする事で、早期回復につながります。
この時のポイント☝️
①強く締め過ぎない様巻く事
②痛みやジンジンした感覚を伴う位であればすぐに緩めて巻き直しをする
また、女性に多い浮腫みに対してのソックス、などの圧迫も効果が期待出来ます。締め付けると圧力が掛かり、溜まった組織液を流す力が働きます。
圧迫の役割は→
ケガをした時の腫れを防ぐ
と覚えてください☝️
次回は、ケガをしたら安静→適度な負荷を加える方が良い考え方について報告します。