膝が痛くて歩けない〜病院の検査で問題無いケース〜
今回は、病院で検査しても問題無いケースです。
60代女性 旅行中に膝を曲げていたら痛くなり来院されました。
訴えは、歩行困難、体重掛けると痛い。
徒手検査では、急な動きもしくは最終可動域に膝関節に痛みが出る。
いつも通り、骨盤を含めた脚周りを検査した結果、骨盤に変位があり矯正。痛みが緩和して終了。
しかし二日後に痛みが強く来院、再度検査したら骨盤は問題なし。
その後治療を数回やるも、同じ様な状態繰り返し。
そこで再度膝関節検査した際に、マックマレー検査(半月板損傷の検査)にて陽性。
病院での検査を勧めて、翌日整形外科に行ったら検査結果は「炎症による腫れ」とのこと。半月板には画像上問題無いとの事で一安心。
再度来院され、治療再開。歩行時のバランスを検査したら、荷重時に下腿部が外側に変位していた。テーピングにて外側に変位しない様巻いて一旦終了。
後日来院された際に、「痛みが軽減➕歩行時に踏ん張りが効いた!」と言ってもらえた。
今回はテーピングに助けてもらったケースでした。
足首、膝のテーピング
今日は日曜日ですが、朝一でテーピングを三人に巻きました。
西蓮堂整骨院はスポーツ前にやってほしい方へ、テーピングを実施しています。
・日曜日だけど巻いてほしい
・スポーツ直前に巻いてほしい
・急な怪我(深夜、休日)でも診てほしい
こんな要望にお応えしていきます。
膝を曲げると痛い…原因は○○だ‼~NO2~
膝を曲げると痛い…今回の症例です。
30代男性 サッカーで左膝が踏ん張ることができない。
以下の症状がありました。
①軸足の為、強く蹴る事が出来ない。
②深く曲げると膝に痛みが出るため、あまり曲げる事が出来ない。
③膝関節はよく曲がる、関節の可動域には問題ない。
比較的、膝が曲がって痛みが出るケースは、他の箇所から負担になるケースが多い。
徒手検査をして、真っ先に見つけた箇所は「腸腰筋」の筋緊張感。
筋肉の緩みをつけるように、調整したらすぐその場で痛みは激減する。
実際にプレーをして(試合前だったので)もらっても特に問題無し。
この男性は、数か月悩んでいたみたいだったので、非常に喜んでいた。
今回のケースでの考えられることは、「インナーマッスル付近の過緊張性による膝の痛み」。
膝関節を含めて、関節は動きの中では連動する。股関節の緊張感が強いと膝に負担が来る可能性はあり。
特に腸腰筋が緊張すると、腰部の後ろに反らす動きは制限されてしまう。
腸腰筋は一度固くなってしまうと、なかなか柔らかくはならない。
結果、長期にわたる痛みとなる。
インナーマッスルは、大事なポイントとして「使うときは硬く、使わないときは柔らかく」が大事だ。
この筋肉は特に姿勢不良からくるケース多し。姿勢はやっぱり大事ですね…。
膝を曲げると痛い…原因は○○だ‼
今回は膝の症例です。
12才 男の子
主訴は「膝が痛い」
検査すると膝の可動域は、柔らかく問題無し。痛みの場所が脛骨粗面から膝蓋骨周囲の為、成長痛のような症状の可能性も有り。
骨盤や股関節、足首の可動域も問題ない為、一過性の痛みと考えて膝周囲の治療で様子を見る。
後日来院した際に症状変化ないため、焦る焦る…
再度検査すると、臀部周囲の強い緊張感を発見。押してみると結構痛みがある様子。
自覚症状はなくても、触って痛みがある所は怪しい箇所なので、殿筋を緩めるアプローチ。
再度来院した際には、痛みがほとんどなくなったとの報告を受けて、ひとまず安心した。
今回の症例は、臀部筋の緊張感が膝の痛みを引き起こしたパターン。
なぜ臀部筋が緊張するのか?
実は姿勢が悪いとお尻の筋肉は徐々に張ってくる。
張りが強いと硬くなって、弾力性が無くなり、凝りに変わる。
臀部筋からの緊張感が、膝に伝わり、寝ていても痛くなった症状になった可能性が高い。
本人に姿勢の重要性を説いて、座るときの姿勢のコツを伝えて終了。
膝が痛いケースは非常に多く、他の場所が原因で痛くなるケースは珍しくない。
次回も膝が痛いケース、報告します。
休診日のお知らせです。9月15~18日は研修の為、臨時休診となります。
9月15~18日は、東京研修の為、臨時休診となります。ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。