膝を曲げると痛い…原因は○○だ‼
今回は膝の症例です。
12才 男の子
主訴は「膝が痛い」
検査すると膝の可動域は、柔らかく問題無し。痛みの場所が脛骨粗面から膝蓋骨周囲の為、成長痛のような症状の可能性も有り。
骨盤や股関節、足首の可動域も問題ない為、一過性の痛みと考えて膝周囲の治療で様子を見る。
後日来院した際に症状変化ないため、焦る焦る…
再度検査すると、臀部周囲の強い緊張感を発見。押してみると結構痛みがある様子。
自覚症状はなくても、触って痛みがある所は怪しい箇所なので、殿筋を緩めるアプローチ。
再度来院した際には、痛みがほとんどなくなったとの報告を受けて、ひとまず安心した。
今回の症例は、臀部筋の緊張感が膝の痛みを引き起こしたパターン。
なぜ臀部筋が緊張するのか?
実は姿勢が悪いとお尻の筋肉は徐々に張ってくる。
張りが強いと硬くなって、弾力性が無くなり、凝りに変わる。
臀部筋からの緊張感が、膝に伝わり、寝ていても痛くなった症状になった可能性が高い。
本人に姿勢の重要性を説いて、座るときの姿勢のコツを伝えて終了。
膝が痛いケースは非常に多く、他の場所が原因で痛くなるケースは珍しくない。
次回も膝が痛いケース、報告します。
休診日のお知らせです。9月15~18日は研修の為、臨時休診となります。
9月15~18日は、東京研修の為、臨時休診となります。ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。
頑固な腰痛~体を前後に動かすと痛い、60代男性~
今回の症例は、当院に来られるケースNO1、腰痛です。
60代 男性 自営業
訴えは、「体を前後に動かすと腰が痛い」、「お尻が突っ張る」とのこと。
体を前だけでなく、後ろだけでなく両方痛いケースで多い症状は、骨盤の捻じれが多い。
骨盤の関節は動かないと、一般常識で言われていますが、骨盤を矯正すると治るケースは数知れず。
二回の調整で、腰を後ろに倒しての痛みは消失する。ただ前に倒した時のお尻の突っ張りはまだ残る。
そこで、ふくらはぎの筋肉を調整すると、突っ張りは激減‼
このケースだと筋膜の関係性も大きく関係している可能性あり。
最近、筋膜〇〇、人気ありますね。
ただ何でもかんでも筋膜調整で治るかどうかは分からない。
「どんな治療がいいか」、ではなく「どこをどの考え方で体が反応するか」が一番大事かと考えています。
例えば腰痛一つとっても
①骨格のゆがみ
②筋膜の関係
③神経痛
④循環不良
⑤ホルモンバランス
⑥腸や泌尿器、生殖器の問題
⑦栄養不良
⑧ストレス
など数多くのケースが関係しています。
だから、西蓮堂は「身体の問題がどこか」を検査することを一番大事にしています。