肩のだるさ、痛みの治療法
今回の症例は「常に右肩のだるさ・痛み」を訴える症例です。
50代男性 職業 会社員
右肩の症状を訴えて久々の来院されました。
主訴は二点
・首も痛いが、鋭い痛みでなく重い張ったような状態。
・右肩は動作時に違和感を強く感じる
検査で分かった点は、右肩の筋力低下が見られ、肩関節に圧痛がある。
肩の症状なので、首の検査はもちろん骨盤からの背骨全体の可動域を検査。
男性特有の、腹部の張りもあり、右肩の負担=肝臓の問題も考えながら検査。
数回治療するも、改善した傾向はみられずだるさも同様にあり。
特にだるい症状を訴えているので、固定+テーピングで確認。
リンパの流れを改善+肩関節周囲の筋力保持を狙ったテープです。
テープを張った時点で、患者様自身の反応は良好。
肩を上げての、痛みは激減したためその日は終了。
後日来た際に、「痛みがほとんどなくなった」と嬉しい声を頂きました。
まだ来院されているが、テープが無くても以前のだるさは無くなったと言われる為、経過観察中です。

11月23から26日は休診日となります。
東京研修の為、休診となります。宜しくお願い致します。
首が痛いのは肋骨から??
今回は、首を動かすと痛みが出るケースです。
40代男性 力仕事の体格がしっかりしています。仕事柄、重量がある物を頻繁に持つ為、普段から肩から腕にかけて「張り」が出るとの事。
病院に行って首のレントゲンを撮っても、特に問題無く、痛みが全然引かないとの事で御家族の紹介で来院されました。
首を左に倒すと痛みが左の首の付け根(下部頚椎、上部胸椎)に出るパターン。同側に痛みが出るのは関節系のトラブル多い事を前提に検査開始。
脊柱の検査で、胸椎2番に筋肉の緊張感あり。ここには肋骨を介して首から肋骨に着く後斜角筋と関係もある為、治療のポイントになる。
腕を動かして左上肢を後方に動かして(結帯動作)痛みが軽減、腕の関係もありそう。
胸椎の2番を細かく検査したら、左側の関節面に可動性低下が見られる為、座位での調整をする。
患者様に確認すると、左側を向いた時の痛みは軽減していた。
首と腕の緊張感は特になかったので、肋骨と胸椎の関節面の可動性低下からくる後斜角筋が引っ張られての頸部痛と考えられます。
後日来院された際に、仕事をすると以前よりはかなり減ったが、多少痛みが出るとの事。
追って症状の確認を続けて行きます。
膝が痛くて歩けない〜病院の検査で問題無いケース〜
今回は、病院で検査しても問題無いケースです。
60代女性 旅行中に膝を曲げていたら痛くなり来院されました。
訴えは、歩行困難、体重掛けると痛い。
徒手検査では、急な動きもしくは最終可動域に膝関節に痛みが出る。
いつも通り、骨盤を含めた脚周りを検査した結果、骨盤に変位があり矯正。痛みが緩和して終了。
しかし二日後に痛みが強く来院、再度検査したら骨盤は問題なし。
その後治療を数回やるも、同じ様な状態繰り返し。
そこで再度膝関節検査した際に、マックマレー検査(半月板損傷の検査)にて陽性。
病院での検査を勧めて、翌日整形外科に行ったら検査結果は「炎症による腫れ」とのこと。半月板には画像上問題無いとの事で一安心。
再度来院され、治療再開。歩行時のバランスを検査したら、荷重時に下腿部が外側に変位していた。テーピングにて外側に変位しない様巻いて一旦終了。
後日来院された際に、「痛みが軽減➕歩行時に踏ん張りが効いた!」と言ってもらえた。
今回はテーピングに助けてもらったケースでした。
足首、膝のテーピング
今日は日曜日ですが、朝一でテーピングを三人に巻きました。



西蓮堂整骨院はスポーツ前にやってほしい方へ、テーピングを実施しています。
・日曜日だけど巻いてほしい
・スポーツ直前に巻いてほしい
・急な怪我(深夜、休日)でも診てほしい
こんな要望にお応えしていきます。