頭の歪み〜斜頭についてをUPしました。
4月から頭の歪みについてお伝えしていきます。
当院には頭の形が気になるお子様が多数ご来院しています。
少しでも参考にしてみて下さい。
頭蓋骨の歪みについて~小児の歪みは成長の妨げになります。

頭蓋骨の歪みは実際にどれくらい歪んでいるのか?
今回は頭蓋骨の歪みについての報告です。
まずは頭蓋骨の位置について。
これは頭の底から見た、頭蓋骨の写真です。
実際の歪んだ頭蓋骨です。
①→右の後頭骨(首と繋がる箇所)が後方から押されて左前にめり込むように変形します。
②頭蓋骨の真ん中のラインが斜めになる、つまり傾いた状態になる。
乳児の頭は特に柔かく、寝る向きによって変形してしまう事も珍しくありません。
いつも同じ向きで寝てしまうと、いわゆる絶壁状態になりかねます。
さらに、この様に押されてしまい頭の変形が見られたまま成長すると、頭蓋骨の中に脳を守る「髄膜」に影響があります。
髄膜とは、硬膜・軟膜・くも膜の3つを総称した脳や神経を守る膜。
特に1番外側にある硬膜、これが様々な歪みに関わると言われています。
これらの髄膜の中を脳の栄養分、脳脊髄液が流れており、脳脊髄液の大切な循環路でもあります。
この髄膜の外側にある「硬膜」は頭蓋骨の内側と密着しています。
→硬膜と頭蓋骨は密着、頭蓋骨の変形すると硬膜は変形、歪んでしまう。
→硬膜を含めた髄膜は神経を包む膜、つまり髄膜の負担は神経症状を引き起こす為、様々な負担が掛かる可能性あり!???
頭蓋骨の中の膜はこんなイメージです。
明らかな左右非対称の為、歪んだまま成長してしまいます。
幼児では次の症状が見られます。
・不眠
・イライラ
・正常な成長の妨げ
・耳、鼻、喉の問題
・アレルギー
・迷走神経症候群
様々な症状を引き起こしてしまう「頭の変形」は早目の矯正が必要です。
乳幼児の頭蓋の形状は注意してみてみましょう☝️
当院での治療実績➀子供の斜頭について
乳幼児の頭の矯正 ~症例1 4歳の男の子 斜頭のパターン

オステオパシー教育の中で「頭蓋骨」の治療法があります。
頭蓋骨は15種類、23個の骨がパズルのような形で噛み合って構成されます。
子どもの頭の形を悩まれている多い症例は「斜頭症」、特に後ろが傾いている症状です。
今回の症例です。
5歳 男の子
メールの問い合わせから治療をスタートした患者様です。
<治療前>
右後頭部の凹みが分かります。
<治療後>
右の後頭部が少し膨らみます。
頭蓋骨の治療は、あくまでも「成長の妨げをしない」意味合いの為、期間を掛けてゆっくりと治療をします。
この患者様は1ヶ月に1度のペースで治療をしています。
もし子どもの頭の形が気になっている、もしくはお悩みの方は一度御相談ください。
子どもの時に頭の矯正する事で、様々な改善症例が見られます。
次回はもう少し詳しく頭蓋治療について報告します。
ダイエットはいつでも大丈夫⑥ストレスは体重増加になる!

ストレスが溜まると体重増加の原因にもなる?
慢性的にストレスが溜まると体重が増えると言われています。
これは「副腎皮質」という臓器から産生されるストレスに関係するホルモン、コルチゾール(ストレスホルモン)が関係します。
現代の生活では慢性的なストレスを抱えた人が非常に多く、体内で副腎皮質から多量のコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールが分泌されると、グルコース(糖質)の利用が促進されて筋肉にエネルギーが供給→すぐに動ける状態になる(ストレスが溜まった状態)。
ここで体を動かすことが出来ればと良いが、現代の生活では昔と比べて動くことは少なくなり、エネルギーを使うことが少なくなってしまった。
そうなると血中のグルコース値が高くなった状態=ストレスが溜まったままの状態になる。
つまり血中のグルコースが高いと、その数値を減らそうとしてインスリンが多量分泌され、体重は増加する。
別の見方では、薬の服用によって太ってしまう事も確認されています。
コルチゾールを人工的に合成したプレドニゾン。別名「ステロイド」、抗炎症剤です。
気管支喘息やリウマチなどで使われる薬で、これを使用するとインスリン値が高くなることも確認されている。
薬の服用→インスリン分泌→インスリン抵抗性→より多くのインスリンを出そうとする→肥満の原因になる。
ストレスとコルチゾールの関係から、体重が増えることも想定されます。
ストレス回避の秘訣は…?
テレビやスマホを見たり、座っているだけではストレス回避になりません。(動かないから)
ヨガや軽めの運動など、体を動かす事が大切です。
継続できる趣味を見つけてみたらいかがでしょうか。
ダイエットはいつでも大丈夫⑤インスリンは食事でコントロール

前回のブログで、インスリンが多量に出ると体重が増える仕組みが分かりました。
インスリンと肥満、因果関係は明らかになっていますが…
実は他の見解もあります。
パプアニューギニア??のキタヴァ島では、ヤムイモやサツマイモなど「でんぷん質」を多量に含む野菜を主食としています。
食事の7割程が炭水化物から摂るにも関わらず、インスリンの値を調べると非常に低いことが判明した。
しかも運動量が多い訳でもないのに、年齢と共に太る人も少ない事が分かっている。
となると、この公式が当てはまるのか…?
炭水化物を摂る≠体重が増える
「夜に炭水化物抜きます!」
「ご飯?の量減らしました‼︎」
実はこのやり方は間違ってたのか…とも考えられます。
今をときめく田中みな実さん。
体重管理の為にランチは焼き芋?だけです。
以上の事から、
インスリンを多量に摂る=体重増える
しかし
炭水化物を摂る≠インスリンが上がる
とも分かっている。
つまり炭水化物でも種類が変わると良いのか?
実は加工した炭水化物は「糖中毒」になる可能性があります。
・パン?
・ケーキ?
・パイ?
・チョコレート?
これらの食べ物は食べ過ぎた経験ありませんか?
どれも「高度に精製された炭水化物」です。
・芋?
・リンゴ?
・肉?
・ブロッコリー?
沢山食べれるか?限度がありますね、中毒になる可能性は少ないです。
以上の事から、高度に精製された炭水化物は中毒になりやすく食べ過ぎてしまう傾向になります。
加工されていない炭水化物→
・自然なままの野菜
・さつまいも
・玄米
これらはインスリンが「上がりにくい」食べ物です。
結果、加工していない炭水化物は適量で有れば心配する必要がありません。
加工した商品は「程よく摂る」事を心掛けてみましょう。