頭蓋治療cranial
乳幼児の頭の矯正 ~症例19 6ヶ月 男の子 絶壁+吐き戻し 卒業報告
2022年10月10日
患者様(来院時) 6ヶ月 男の子
・出産時の問題 なし
・症状 絶壁 吐き戻し
・治療期間 6ヶ月
・治療回数 10回
①当院の治療をどこでお知りになりましたか?
・HP
②治療を受ける前の頭の形状や身体の症状を教えて下さい
・絶壁頭 吐き戻し
③現在の頭の形状や身体の状態はいかがですか?
・丸みが気にならなくなりました。
・吐き戻しも治療後は少なくなり助かりました。
④治療を受けた時に痛みや違和感はありましたか?
・機嫌よく過ごす事が多かったです。時々嫌がる事がありましたが、手遊びなどで楽しくしているといつの間にか終わっていました。
⑤これから治療を受けてみたい方へ、一言お願いします
・絶壁頭や吐き戻しなど、治るか心配でしたが、頭のゆがみの事など色々話をして頂けて症状も改善され通ってよかったと思いました。
先生はじめスタッフの皆さん、ありがとうございました。
【治療経過】
《令和4年3月》
絶壁+吐き戻しが気になるとの主訴で、豊川市から来院されることになった6カ月の男の子。
・検査結果
➀左後頭部の圧迫
・左後頭部が圧迫されて後頭骨下部が前方に変形する。
②後頭蝶形骨間の圧迫
・上方から見ると、前後から圧迫される様な状態
・蝶形骨(黄色)と後頭骨(紫)の関節が圧迫されるイメージ。絶壁のパターンの一つ。
この箇所が圧迫されると、正常な頭蓋リズム(自動運動)が阻害される為吐き戻し等問題が起こる可能性有り。
③後頭骨底面の片側圧迫
・後頭骨は元々4つの箇所に分かれている。この箇所は成長段階で癒合するが、乳時期は向き癖などで片側だけに問題が起こる事が多い。
以上の点を考慮に入れて、治療をスタートする。
《令和4年8月》
・形状は随分と改善が見られる
・来院当初より後頭部の丸みの改善+吐き戻しもなくなった為、終了とする。
【今回の症例経過にいて】
今回の症例は、「左後頭部の圧迫+吐き戻し」の複合したパターン。
開始時に幾つか制限が掛かっている箇所があり、吐き戻しもあった為注意しながら治療開始する。
この患者様のお母さんは治療する際に一緒にベッドに上り、ずっとあやし続けてくれたので非常に治療はスムーズに進むことが出来た。
半年経って吐き戻しも快方に向かい、形状も気にならなくなった為終了とした。