愛知県額田郡幸田町の西蓮堂

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お知らせ 整骨・治療news_treatment

頭の形と症状の繋がり~「頭の可動性」は成長や発育に繋がっている大切なサイン~

2023年11月29日

先回「斜頭症と癇癪の関係性」について記載しました。⇒こちらの記事

 

頭の形が歪む事で頭蓋骨の内面にある硬膜が負担を掛けてしまう、との考え方ですが今回は少し違った視点での考え方をお伝えいたします。

 

 

【頭は動く?緩やかな可動性について】

頭の矯正や小顔矯正など、多くの情報がSNSから発信されています。

当院でも乳児から小学生までの「頭の形矯正」をしていますが、この年齢はまだ骨の縫合が固まっていない状態の為、変わる可能性があると判断しています。

ではどんな基準があって判断しているか、それは頭蓋骨は僅かに動く「可動性」があります。

頭蓋骨の中には、骨と脳の間に脳脊髄液という液体があります。

脳脊髄液は脳内で血液をろ過して作られる無色透明な液体です。脳脊髄液を産生する脈絡叢脳と脊髄(背骨の中にある太い神経の束)、そしてこれらを包んでいる膜(硬膜)の間に存在する無色透明な液体のことです。

脳脊髄液の役割は

・脳と脊髄を保護すること

・脳と脊髄の周りを循環することで老廃物を排泄する

・脳の水分含有量を調節し、形を保つ役割をしている

脳脊髄液は脳室(脳の中の空洞)の中でつくられ、循環し、脳の表面で吸収されて静脈に戻ります。1分間に6回から12回のリズムで生成や吸収を繰り返し、このリズムに合わせて頭蓋骨も動いています。

このサイクルの中で、わずかに頭蓋骨が膨張と収縮を繰り返す、このことを頭蓋の可動性、もしくは頭蓋リズムと呼びます。

非常に小さな動きのため、自分自身ではその動きを感じ取ることはできませんが、脳脊髄液を流し代謝を正常に行うためのとても大切な働きです.

頭蓋骨が動くイメージの動画はこちら⇒https://www.youtube.com/watch?v=J2oVjn2ALLE

 

【可動性の制限】

ところが、乳幼児は日常生活を過ごす中で向き癖や抱っこの姿位等、頭に長時間同じ圧が加わることで結果的に斜頭や絶壁の原因となり、頭蓋骨の歪みとなります。

その中でも、側頭骨、頭頂骨、後頭骨の3種類の骨は歪みの影響を受ける箇所です。

 

 

歪んだ箇所が原因で骨の凹凸が出来て、本来あるべき可動性に制限が掛かって左右非対称の動きが見られます。その結果、様々な神経障害や問題が発生してその中の一つの症状である「癇癪」が見られることがあります。

 

【可動性の改善】

可動性の改善については、自宅で出来るケアと治療でしか出来ないケアに分かれます。

当院では自宅で出来るケアのアドバイスや対策をお伝えしています。

治療に関しては、頭蓋骨の可動性をチェックして動きの制限が掛かった箇所に可動性が改善出来るよう治療を行っています。